8/8(金)第1回「ぜったい役立つ!ママの防災力UP講座」

朗読:ママが語る大震災

ともりあ朗読の会「ぬくもり」さん10名による朗読です。

報道では届かなかった被災地の声をママバージョンでお願いしました。

避難所の様子に「日本人は素晴らしい!」という報道が多かった中、この朗読で紹介するような声があがっていたのも事実。災害時は、普段起こるような犯罪が起こりやすくなるそうです。性暴力やDVの被害者にならないように、一人ひとりが声を上げること、そして、その声を受け止める人がいることは大切ですね。

 

ミニ講座「被災しても住める家作り」

次は、磐田市危機管理課職員さんによるミニ講座。

朗読を聞いて分かるように避難所生活は、とっても、とっても大変!

トイレ、感染症、プライバシー、生活環境…問題は山積み。

ストレスもいっぱい…。

あなたの地域の避難所には、被災した人が全員入れるようなスペースがありますか?

磐田市では「被災しても住める家作り」に重点を置いています。

どうぞ、各家庭で耐震補強家具の固定に取り組んでください。

そして、近所の人と仲良く、困ったときには助け合える関係を作っておきましょう。

 

 

おしゃべり会

今日は、4~5名が1グループになり8グループでワークを始めます。

 

グループは、ママたちと朗読をしてくれた「ぬくもり」さんのメンバー、そして行政職員さん、10/14の講師である木村さんにも入ってもらいました。

同じ地域、または近くの地域に住む人たちがグループメンバーです。

 

話し合いのルールは

1.楽しい雰囲気を大切にしましょう。

2.人の意見を聞きながら、自分の考えを深めていきましょう。

3.時間を守りましょう。

 

進行役は、スタッフがつとめ、タイム係りは、グループのメンバーで回していきました。

 

まずは、グループ内一人1分の自己紹介からスタート!

名前と住んでいる所、そして「この夏のお楽しみ」について話してもらいました。

 

ここでポイント!

タイム係りは、タイマーを自分で見ているのではなく発言者に向けます

発言者が自分で時間の管理ができるようにサポート!

 

和やかな雰囲気になったところでテーマに入ります。

 

まずは、

1.朗読やミニ講座を聴いて、また日頃から災害に対して感じている不安や心配を書き出してみよう!(2分)

 個人でポストイット1枚につき1つ、不安や心配を書き出します。

 

2.書いたものをグループ内で共有し、似たものを〇で囲んで分類、そしてそれぞれに見出しをつけよう!(8分)

 模造紙に一人ずつポストイットを貼り出していきます。似たものがある人は、それを近くに貼っていきます。その中で、「あ~、それだったらこれも心配」なんて思うものが出てきたら、新たにポストイットに書いて貼り付けます。

 似た意見を〇で囲み、見出しをみんなで考え、イラストなんかも描いていきました。

 

3.「出てきた不安や心配に対して、今できる事、やっておきたい事は何なのかを考えてみよう!自分だけがやれる事ではなく、夫や子供、家族、そして地域、園や学校ではどんな事ができるかな?」(2分)

 個人でポストイットに書き、それを模造紙に貼ってある不安、心配事のそばに貼っていきます。

 

4.「グループ内で共有しながら解決策をもっと出していこう!」(3分)

 

5.「今出た解決策の中で、グループ以外の人と共有したいことをA3用紙にまとめてみよう!」(3分)

 

6.グループ発表(1グループ1分)

 

以上のことをワークしました。

みんなで作成した模造紙と共有したい解決策は、下をご覧くださいね

 

開始時間の遅れがあり、おしゃべり会の時間が30分くらいしかなくなってしまいました。短い時間の中でしたが、みんな真剣に考え、話し合っていました。

 

「いろいろな人の意見や考え方が聞けて、とっても参考になった」

「人の数だけアイディアって出てくるね」

「雑談するだけではない、おしゃべり会で楽しかった」

と、参加者から感想をもらいました。

 

司会をしていた私は、「時間のない中、こんなにしっかりまとめるなんてスゴ~イ!!」とびっくり。

子どもの事だけではなく、地域のこともしっかり考えているんですね。

磐田のママは希望にあふれていますよ~!!

この輪がどんどん大きくなるといいね❤